広告代理店の流儀

    コピーライターになりたい

    広告宣伝の極意

    宣伝方法の選び方

    どうして自分より小さい会社や飲食店がメディアに取り上げられるのか?新商品を売るには宣伝が大切なのです。広告宣伝とはテレビ、ラジオ、新聞広告、新聞折り込みや宅配などのチラシ配り、看板、ポスター、垂れ幕、などを通じて、店舗の形態、何料理なのか、特徴、店の場所などを新しい顧客に教えることです。

    効果を出すために

    どんなに良い商品を作っても、販売戦略がしっかりとしていなければ、売れるとは限りません。マーケティングにもとづいた効果的な販促方法、売れるための宣伝方法を選ぶことは、大企業や広告代理店で働く多くの人々のフルタイムの職業になるくらい、とても時間がかかるものです。もし大規模な宣伝を始めようとしているなら、専門家に相談する必要があるかも知れません。

    CM広告の料金はどれくらいかかるか

    広告はお金を出せば確実に広告として掲載されます。例えば、テレビコマーシャルを流す場合、最低でも1,000万以上がかかります。資生堂の「TSUBAKI」は50億円の広告宣伝費をシャンプーとリンスの為だけに投入し話題となりましたが、ここまでやれるのは、ほんの一握りの企業だけだといえます。

    ゴールデンタイムのCM料金はどれくらいか

    テレビCMを流す場合、場所・時間帯などで大幅に料金は上下しますが、平均して概算予算として一回当たり15秒で200万円くらいの予算が必要だと思ってください。全国ネットのゴールデンの時間帯のスポンサーになると、数千万が最低ラインとなります。ちなみに野球戦の試合中継にCM15秒を流すと、200~300万円です。また、新聞に広告を掲載しようとした場合、大手新聞社の全国広告で全面ページとなると1回だけで最低4,500万円となります。なお新聞下に書いてある広告枠(地方版)でも50万円からです。

    中小がCMを使用する場合の採算

    テレビコマーシャルやラジオコマーシャルを関東圏や関西圏などの広域テレビエリアで使用するには、店舗数の規模が必要で中小のチェーンではコストが合いません。しかし、地方の小さいテレビマーケットでは時間帯や時期によっては中小でも使用可能で効果を上げているので、まずどのくらいの費用がかかるか聞いてみても良いかもしれませんね。

    CMの時間はどれくらいか

    テレビでは15秒、30秒が多く、ラジオでは20秒から1分程度のものまであります。会社名や商品名のアナウンスだけの5秒ものもありますが、日本のテレビにおいては現在では15秒、30秒と、30秒の倍数にほぼ統一されています。世界的に見て10~15秒程度の短いテレビCMが主流なのは日本と一部の周辺国のみです。かつては5秒というものもありました(一部のローカル局では今でも放映されているそうですが)。最近は提供広告で30秒枠も増えています。アメリカやヨーロッパは分単位のCMが主流なんです。一方、ヨーロッパ各国の深夜番組でのアダルト電話音声の広告では5秒広告も決して少なくありません。

    最初に放送されたCMはなにか

    新日本放送(毎日放送)が放送を開始した日の1951年9月1日に60秒間放送されたラジオCMで、「スモカ歯磨」のCMです。

    テレビCMとラジオCMの違い

    テレビとラジオを比較する場合まず、テレビの方が効果がはっきりしています。ラジオを使用するには対象顧客がテレビを見ないがラジオをよく聴く場合と、テレビの補助としてカバー率を上げたいというときに使用します。

    テレビCMのメリット

    • 視覚、音、色、特殊効果を使ってメッセージを伝えられること。感覚に訴えインパクトを与えることができます。
    • 視聴者は積極的にメッセージを聞く必要がなく、無意識のうちに見ること。
    • 地域、時間帯、番組内容、局によって、対象とする人々にメッセージを流せること。テレビ局が流せる範囲によりますが、ケーブル・テレビでも流されているかどうか必ず調べましょう。また違った人々が違った時間帯の番組を見ます。番組内容については、誰が、どこで、いつ見ているのか専門家に相談しましょう。特定の局は決まったタイプの視聴者を対象としているので、自分の対象に合うかも知れません。
    • テレビは自分のコマーシャルを高めるような名声や魅力を与えてくれること。例えば、誰かが近くの食料品店をコマーシャルで見たとします。他の人々に、それをテレビで見たと伝えることになり、もっと多くの人々への宣伝になります。
    • 経費はかかりますが、対象を絞ることができるので、結果的には費用効果があること。
    • 視聴者の感情に訴えることができること。
    • 人々はほとんどのテレビ番組を家で見るので、くつろいでおり、他人がどう思うかに左右されないこと。コマーシャルのメッセージを必ず見る人がいて、将来の顧客になりうること。
    • 以上のようにテレビ・コマーシャルは、商品や会社のイメージを作る上で特に効果的であることがテレビCMの長所だといえます。

    テレビCMのデメリット

    • コマーシャル・スポットの費用の他に、制作費がかかるので、多くの広告業者にとっては法外に高くつくこと。
    • 小規模の広告業者にとって、複雑に思えること。もし自分のメッセージに合っていると思うなら、テレビ局、広告制作代理店に問い合わせてみましょう。
    • 視聴者が他のチャンネルに切り替えたり、音を消したり、テレビを切ったりすると、メッセージが途中で切れてしまうこと。
    • テレビや大画面の特殊効果で育った視聴者は、疑い深いこと。
    • 地域、時間帯、番組、局によって対象者をある程度絞ることができても、対象者だけに宣伝できないこと。ケーブルテレビは、特定のグループにコマーシャルを流すのに良く、かつ可能な宣伝方法です。
    • チャンネル数が増えるにつれて、視聴者が分散すること。さらにビデオ・ゲーム、コンピューター接続、映画ビデオなども加わり、1回のコマーシャルでまとまった視聴者に流せないこと。
    • コマーシャル時間に他のコマーシャルも色々流すので、一体何番目に、自分のコマーシャルが流されるのかわからないこと。視聴者の注意の程度に影響されること。
    • 小規模な広告業者のコマーシャルは、大規模業者と比べて、素人っぽく見え、かつ見劣りがするので、リスクがあること。
    • コマーシャル・タイムを買うのはかなり複雑なこと。専門家に相談すると経費がかかりますが、それだけの価値があるかも知れません。

    広告の戦略を立てよう

    企業の生命線である広告費。それを如何に効率的に費用対効果が表れるようにはどうすれば良いのか?は、会社にとって悩みの種だと思います。良い商品を作るだけでは、売れるとは限りません。「販売戦略」を立て、商品をPRするツールや場を設けることが必要となります。メディア等に広告ではなく、記事として掲載してもらったり、テレビニュースや経済番組で記事として放映して貰ういうものがありますが、これを実行しようと思っても容易なことではありませんし、自分が思っている通りに報道してくれません。

    宣伝のポイント

    (1)目的をたてる
    宣伝で何を、いつまでに達成したいのかをはっきりさせます。目的が明確で、それを文章にすることも大切です。なぜなら書くことによって、もっとはっきりするからです。最も重要なことは、宣伝目的が達成可能なことです。これは不思議に聞こえるかも知れませんが、宣伝は他の方法では達成できないことを可能にします。宣伝により、商品やサービスの認識を変えたり、新たな意識を作ることができます。しかし宣伝だけで、売り上げを伸ばすことはできないのです。
    (2)ターゲットを絞る
    自分のメッセージを伝えたい人々は誰で、どこにいるのでしょうか。時間をかけて注意深く考えてみましょう。ある特定の宣伝方法は、あるグループの人々により強い影響を及ぼします。対象をきちんと絞ることにより、費用効率が良く賢い宣伝方法を選ぶことができます。
    (3)宣伝の頻度を考える
    どんなメッセージを、どのくらいの頻度で伝える必要がありますか。自分の選んだ宣伝方法で、メッセージが効果的に伝わらなくてはいけません。メッセージを頻繁に繰り返す必要があるのなら、週刊誌よりもラジオを使って、 昼も夜も定期的に宣伝する方が良いでしょう。多くのことを伝えたいなら、30秒間のラジオ・コマーシャルを選んではいけません。商品を動きの中で宣伝したいなら、印刷物は避けた方が良いでしょう。
    (4)予算を考える
    予算が宣伝計画の中で、最も重要な要素でしょう。テレビの宣伝や著名な 雑誌にカラーで広告を載せることは、道理にかなっていることかも知れません。しかしその予算がなくてはいけません。予算はきちんと立てて文章にし、マーケティング計画の予算に入れるべきです。消費者は何度かコマーシャルを見てから、物を買うという調査結果が出ています。ですから1回限りのテレビコマーシャルを買うだけでは、効果的ではありません。

    広告のやり方

    広告のやり方は、広告メディア・手法などを組み合わせると数限りなくあります。限られた予算の中で、効果の出るメディアを選んで、手法を考える必要があります。

    テレビCMの特徴について
    • 広いカバレッジ(範囲)
    • 広いリーチ
    • 映像、音、動きを伴う
    • セグメント(選別)しにくい
    • 絶対的に高いコスト
    • メッセージが短命
    ラジオCMの特徴について
    • 低いコスト
    • セグメントが可能
    • 音のみの利用
    • メッセージが短命
    新聞CMの特徴いついて
    • 広いカバレッジ
    • 高い柔軟性
    • 視覚だけによる訴求
    • メッセージが短命
    雑誌CMの特徴について
    • セグメントが可能
    • 多くの情報を提供
    • メッセージが長命
    • 視覚だけによる訴求
    • 広告変更などにおける低い柔軟性
    屋外広告CMの特徴について
    • 高い反復率
    • 高い注目率
    • 特定の地点に限定
    • 少ない情報を提供
    そのほかCM宣伝方法
    • チラシ
    • 地域情報紙
    • インターネットなど

    広告宣伝の具体的な方法

    1.予算の作成と効果の予測をする
    どのくらいの広告宣伝、販売促進費を使うかの予算をたてます。次にそれによりどのくらいの売り上げが上がり、最終的に損益がどうなるかを考えるのです。
    2.広告のターゲットと目標を決める
    自社店舗の対象客層を明確にします。年齢、男女別、所得別等です。これによりターゲット別の広告戦略を立てることが可能になります。訴える内容は、会社のイメージ、商品のイメージ、店舗QSCです。プロモーションであれば、客単価アップ、新商品による売り上げアップ、新規顧客の獲得、来店頻度アップなど訴求する内容を明確にします。
    3.ターゲット別広告販売促進手段を決める
    ターゲットと目標が決まれば、TV、ラジオ、新聞、チラシ、無料券、会員カード、等の中でどの媒体が効果的か決めていきます。